岐阜の塗装職人ブログ
セキスイハウスの棟換気
投稿日:2021.02.27 | コメントをどうぞ
セキスイハウスの外壁塗装の現地調査で
屋根瓦はセキスイ瓦ですので塗装しませんが
セキスイハウスの家を施工した実績が少ない工事店ですと
「屋根は瓦ですから」と屋根は見ることは少ないようです
屋根の画像を見ればセキスイさん独特の屋根工事ですので
だいたい分かります
登り棟と谷部分はガルバですので15年もすると塗膜が劣化しています
もともとはもう少し黒に近い濃いグレーだったのが青くなります
積水ハウスには屋根の棟部分で換気をしていますが
この棟板金のカバーが横にずれていて下にある換気部分が露出していました
換気部分は上にありませんので普通の雨では屋根裏に入りませんが
横からの強い雨ですと入る可能性があります
元の位置に戻してずれ止めを行いました
後日、塗装工事を行います
屋根は瓦だから・・・と安心していると
住宅、建物を全て点検するリフォーム屋さんが安心ですね
積水ハウス トップライト(天窓)
投稿日:2021.02.27 | コメントをどうぞ
セキスイハウスの天窓から
以前雨漏りしたということで調査しました
トップライト(天窓)は屋根に穴を開けていますので
不具合があれば雨漏りするのは当然です
これはセキスイさん、云々ということではありません
どこのメーカーでも雨漏りは起きやすいということです
天窓のガラスとアルミ枠にはシーリングがしてあるのが多いのですが
シーリングの劣化によるもの
アルミ枠のコーナー部分の劣化によるもの
アルミ枠と屋根瓦の取り合い部分の劣化や施工不良などが多くなります
また窓の下部の仕上げの仕方も瓦の形状によって変わります
水切りについているアルミエプロン(グレーに見えるところ)が20年も経過すると
穴が空いている場合もあります
ここの現場も穴が空いていました
またシーリングの劣化も起きていました
今後、防水工事を行います
自然塗料 オスモ床用塗料
投稿日:2021.02.27 | コメントをどうぞ
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オスモカラーフロアクリアーは
カルナバワックス、カンデリラワックス、ひまわり油、大豆油、アザミ油などが主成分の無公害自然塗料です
木材の自然の風合いをそのまま活かした仕上がりで 3032番は透明3分ツヤ有り、3062番はツヤ消しの2種類あります
無垢フローリング、複合フローリングやOSB合板やコルクなどの木質無塗装フローリングに塗装可能です 耐久性が求められる家具、湿気の多い浴室の壁天井、キッチンにも塗装できます
撥水性に優れ、家庭で使用されるワイン、コーヒーなどをこぼしてもシミになりません。 ドイツ工業規格68861-1C、及びJIS A1531常温液体に対する表面抵抗試験に合格しています。
塗り替え時は面倒なサンディングをする必要なく、そのまま1回塗装で大丈夫です ■標準塗装回数:2回 ■塗布量:1リットルで2回塗り約12㎡分 ■缶サイズ(塗装面積):0.75L(9㎡)、2.5L(30㎡)、10L(120㎡)缶 ■乾燥時間:8~12時間
乾燥時間が長いので1回目の塗装後に乾燥させ翌日に上塗りになります 速乾タイプで乾燥時間が3、4時間のフロアークリアーエクスプレスもあります
外部のオスモは耐久性が低いのでお勧めはしませんが 2年おきくらいにメンテナンスされるなら良い自然塗料です
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ノンロット205N Zカラー
投稿日:2021.02.26 | コメントをどうぞ
ノンロットは、三井化学産資の木部浸透性保護塗料です
高耐候含浸型といって木材が本来持つ調湿性を生かすために塗膜を形成しない塗料で
紫外線を反射する耐UV性
雨水を弾く超撥水性
防腐・防カビ・防虫を含んでいます
最大の特徴は乾いた後にテープが張り付くこと
施工性のことなので塗装屋さんへのアピールになります
施主さんにはあまり関係ないことですが
天井が木材で先にキシラデコールを塗るとテープでの養生ができません
壁との境が綺麗に見切れないのです
そんな声から生まれたのか?
元からそうだったのか?
これは売れるとなったか分かりませんが
塗装屋にはありがたい塗料ですね
クリアー系はどのメーカーもイマイチです
色見本
キシラデコール木部保護塗料
投稿日:2021.02.26 | コメントをどうぞ
日本で木部浸透性保護塗料といえば
大阪ガスケミカルの「キシラデコール」
ペンキのように木の木目をなくさない
浸透して木を保護する塗料です
特徴は
- 紫外線や雨に強い耐候性顔料で色が長持ち、長期間木材を保護
- 木材に浸透し、表面に余分な塗膜を作らないので木の呼吸を妨げず塗膜の膨れが起きない
- 木材の内部に浸透するため防腐・防カビ・防虫効果が期待できる
- 少し臭いはしますが、外部で塗るなら耐えられるレベルです
- ※防虫の対象はヒラタキクイムシなどの木材害虫。シロアリ、アリ、ハチなどは対象外
キシラデコールカラレスというのがありますが単体での使用はできません
やすらぎ色(少し白顔料含む)以外の色を塗る時に下塗り剤として使うムラになりにくい
標準使用量0.05~0.10L/㎡(10~20㎡/L)(1回塗り)
キシラデコールの塗り重ね乾燥時間2~6時間
塗り重ね乾燥時間は、気温20℃、湿度65%、木材含水率18%
白木やすらぎ色は耐久性が落ちます
白い顔料ではまだ無理があるようで
透明(クリアー)の浸透保護塗料では保護が難しい
年月がすぎると吸い込みにより白くまだらになります
またキシラデコールを塗って乾燥してもマスキングテープや
布テープがひっつかないので養生がしにくいのも特徴です
テープが密着すると宣伝しているのは「ノンロット」
キシラデコールの色見本
キシラデコールは他にも種類があります
旧社名 日本エンバイロケミカルズ
大阪ガス株式会社の100%子会社である大阪ガスケミカル株式会社は2015年4月1日付けで、
子会社の日本エンバイロケミカルズ株式会社と合併
OEM塗料とは
投稿日:2021.02.23 | コメントをどうぞ
塗料にもOEM塗料があります
OEMとは「Original Equipment Manufacturing」の略称で
日本語ですと「相手先ブランド供給」や「相手先ブランド製造」
などになります
分かりやすく言うとスーパーなどの
プライベートブランド商品
PB製品の生産をOEMメーカーに委託し、
小売店は、自社で企画・開発・価格決定できます
インターネットでOEM塗料と検索すると
OEMで塗料を製造して専用ラベルを貼り出荷します
というメーカがたくさん出てきます
大手ハウスメーカーもエスケー化研などの塗料メーカーに
OEMでラベルを張り替えて専用塗料として販売しています
では、なぜ専用塗料を作るのか?
市販されている塗料だと塗装見積もりの金額を高くできないから
オリジナルブランド塗料だと平米単価が検索でも分かりにくくなり
「うちでしか扱えない専用塗料」
「専用塗料じゃないと剥がれがおきる」
「専用塗料じゃないと密着しない」
と言う営業トークも使いやすいですね
大手ハウスメーカーの塗料は、ほぼ市販される塗料と同じです
訪問営業されるリフォーム店さんも専用塗料が多いですが
OEM塗料になります
もし塗料製造工場があるなら、実際に足を運んで見させてもらうといいでしょう
私も見てみたいです!
各務原市、子苑第二幼稚園ボランティア塗装
投稿日:2021.02.20 | コメントをどうぞ
各務原市にある子苑第二幼稚園にある壁に
園児たちが絵をかく行事の手伝いを行いました
14年ほど前にうちの長男が卒園するときに一度絵を書きましたが
ペンキの劣化が見られたのと
新型コロナで今年の年長園児たちの年間行事が中止など
思い出に残るはずのことが少なかったことも今回の絵描きを
行うと園長先生はおっしゃっていました
まずは高圧洗浄で壁の汚れを落とし
白系の塗料でキャンバスを作り
2月19日
たくさんの保護者のみなさんと一緒に塗装中
ローリングタワーを組み立て登って塗装中
ペンキと刷毛は寄贈しました
一時完成で
後日大地を描いて完成になる予定です
サイディングの剥がれ補修
投稿日:2021.02.19 | コメントをどうぞ
窯業系サイディングの外壁は
塗装が良い状態なら剥がれが起きぬくいのですが
いろんな条件があったり、その条件が重なると
サイディング自体の剥がれが起きます
北面の浴室窓下の剥がれが起きています
外壁の塗膜は良い状態ですが
窓からの水分が流れてくることと
室外機に当たる雨が外壁に跳ねることで水分が多くなります
剥がれている下の部分で外壁のつなぎ目があり
その隙間部分からサイディングが吸い込むことが原因です
クリアー塗装の塗り込みが甘かったようです
今回は樹脂モルタルで下地を作り直し
フッ素塗装を行い、最後にクリアー塗装を行いました
また窓からの水分を直接受けないようにするために
窓下にツタワンd(白丸部分)を取り付けてあります
ポリエステルパテは窯業系サイディングと相性が悪いため
また剥がれることがあります
クリアー塗装の下地はアクリルシリコン塗装はよくありません
失敗を重ねて今の知識になっています
岐阜県各務原市鵜沼 天井補修工事
投稿日:2021.02.09 | コメントをどうぞ
ベニア板でできた庇の天井は
水分を含むと重ねてある木材が剥がれてきます
ベニアを取り外し
ケイカル板(ケイ酸カルシウム板)を取り付けして
シーリングと
塗装して完成
ケイ酸カルシウム板は石灰質原料、けい酸質原料、繊維などを
オートクレーブ養生した不燃材ですので
塗装してあげれば外部の使用に適していますが
外壁などには使いません
仕上げの部位ですと、ほとんどが軒天井
割りやすいのでアパートやマンションの隔て壁板にも使われています
ベランダの隣に逃げる時に破って避難してくださいの板です
また似たような板でフレキシブル板はセメント質原料、補強繊維で作られていて
ケイカル板より重く、強度が高いため風の強い高層階で使われることが多いです
昔はベニヤいたの軒天井が多かったのですが
現在はケイカル板や窯業系サイディングが多く使われています
バルコニーのウレタン防水通気緩衝工法(各務原市)
投稿日:2021.02.06 | コメントをどうぞ
各務原市蘇原の住宅兼店舗で雨漏りのため
バルコニーの防水工事を行いました
人工芝が接着され敷石がおいてあったので撤去
ボンドのケレンと洗浄
クラック補修
通気シートとジョイントテープ
立ち上がりなどはメッシュシート
ウレタン防水の一層目
乾燥後2層目
ウレタン防水保護のトップコート2層
完成です
ウレタン防水の密着工法ですと水分が上がった来て
塗膜が膨らんでしまうため通気緩衝工法で仕上げています
手間はかかりますが安心して暮らしていただくには良い方法です
雨漏りもとまりました。
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