岐阜の塗装職人ブログ

ダイノックシート玄関扉張り替え

投稿日:2023.06.02 | コメントをどうぞ

玄関扉はアルミに3Mのダイノックシートやサンゲツのリアテックが貼ってあります。ダイノックシートは経年劣化で表面が悪くなります、特に下部は雨があたり紫外線の影響を受けやすいためです

浮き

最初にドアノブと鍵を外して表面の掃除と下地調整をおこないます。

 

劣化した部分は研磨とパテ処理

浮いているシートのカット

パテが乾いたら研磨してプライマーを塗っていきます

貼り付け開始

空気が入らないように貼っていきます

ドアノブと鍵を取り付けて

完成です

スーパー銭湯の天井塗装

投稿日:2023.05.20 | コメントをどうぞ

スーパー銭湯の風呂場天井塗装をおこないました

湿気がたまる天井は塗膜が劣化しやすい場所で、塗膜の浮きや剥がれが多くなっています

全体にケレン作業で塗膜を剥がしていきます

水性のカチオンシーラーを塗って密着性を高めます

下塗りが終わりました

十分に乾燥させてから水性のフッ素樹脂塗料を中塗りします

同じフッ素樹脂で上塗りして、養生を剥がして、掃除をおこない完成しました

弱溶剤塗料を塗ったほうが密着と耐久性は高いのですが、スーパー銭湯の2日間の休みで行う工事のため、浴室に臭いが残るのを避けるために水性塗料を選定しました

AGCコーテックの最高級フッ素樹脂 4Fフッ素じゃないのが最高級です

外壁の塗膜が膨れる理由とは

投稿日:2023.05.06 | コメントをどうぞ

外壁塗装をして、塗膜が膨れるのは大まかに3つ理由があります

1つ目はモルタルやコンクリートの外壁にはどうしてもひび割れ(クラック)が発生します

家の持ち主は「またひび割れがおきるのは嫌だ」と考えてリフォーム店に相談します

リフォーム店は「塗膜が伸縮する弾性塗料を塗るので大丈夫です」と安易に答え、クラックにシーリング(コーキング)を塗りこんでから微弾性フィーラーを下塗り(再塗装の場合)高弾性塗料を中塗り、上塗りしてしまいます

間違いはひび割れの補修と高弾性塗料を使うこと

ひび割れはシーリングをそのまま塗りこんでもシーリングの厚み不足でまた再発します。本当はUカットでひび割れを広げてシーリングが動きに対して伸縮できるよう厚みをもたせますが、アスベストの規制で今後はモルタルなどをカットするのは少数になるでしょう

今後はテープ系のクラック補修が主流になってくると思います

高弾性塗料を採用するのもよくありません、現在の一般的な外壁塗料は微弾性ですので微弾性フィーラーと一般的な微弾性仕上げ塗料を選択しましょう

サイディングの外壁に弾性塗料を塗るリフォーム店や塗装店が多いので注意しましょう、なぜサイディングに弾性塗料を使ってしまうのか?それはシーリング上の塗膜が割れるのを嫌うからです

シーリングの選定、養生期間、下塗り材、上塗り材を適正に選定すれば簡単には割れません

2つ目は水分による膨れです。塗膜の傷や笠木のない上部から雨が塗膜内部に浸透して膨れができます、塗膜とコンクリートの間に水分がたまって擦り落ちるような状態になり、その重さに耐え切れないと塗膜が破れます

3つ目は高温による膨れです。外壁が高温になり、塗膜がふくれますからできれば黒など熱を吸収しやすい色は選択しないようにしたいです

昔よく使われた単層弾性塗料もよく膨れがおきます

住宅基礎の塗装

投稿日:2023.04.25 | コメントをどうぞ

住宅などの基礎はコンクリートを型枠に流し込んで作られます

型枠を外すと基礎が出来上がるのですが表面はあまり綺麗ではありません

ほとんどはモルタルをぬって表面をきれいに仕上げます、刷毛引きなどが主に使われます

今回は基礎の汚れと細かいひび割れが気になってきたお客様からの相談で「基礎ガード」を塗装しました

菊水化学工業の基礎ガードの特徴は、

  1. 微弾性の塗膜が基礎巾木の微細なひび割れに効果が期待できる、ただし、ひび割れは先に補修が必要。
  2. 着色ポリマーセメント系塗材のため、上塗不要。2回塗りで仕上げることができます。
  3. ポリマーセメント系塗材が雨や二酸化炭素による基礎の中性化を抑止し、劣化による強度低下を防止。
  4. 人や環境に配慮した水系塗料。

施工方法は、基礎を掃除してひび割れの補修、砂利などがあればよけて土を少し掘ります、養生、粉体と塗料を攪拌して水を加えます、1回目の塗りはウールローラーで全体をならすように、乾燥後に2回目はマスチックローラーでパターンを付けるように塗っていきます

2回目に厚みを付けるのは基礎が動きひび割れを防止する目的もあります

水を弾くので、汚れもつきにくくなります

今回のカラーはKG-06

 

 

タイル壁の塗装・岐阜

投稿日:2023.04.23 | コメントをどうぞ

磁器タイルなどは塗装できないと思われている方が多いです

目地のモルタルが汚くなったり、劣化したりします、またタイルの汚れも落ちなくなった場合は塗装できます

本当は密着が悪いので塗装したくないのですが

写真は15年以上前にタイルに塗装した現場写真です

塗膜は艶がひけていますが剥がれはありません

強溶剤のタイル専用塗料ですので、部屋の中にいると臭いです

どうしてもタイルに塗装する場合はお問い合わせください

屋根漆喰工事、各務原市

投稿日:2023.04.22 | コメントをどうぞ

各務原市の住宅で屋根の漆喰工事を行いました

まずは棟瓦の釘を抜いて外していきます

弱った漆喰をはがして、土の状態にします

漆喰を新しく塗って

瓦を戻して、釘ではなく瓦専用のビスを締めて完成で

最後は瓦の清掃

屋根の漆喰工事は外壁塗装をするときに同時に行うのがおすすめです

足場があるほうが職人も安心して施工できます

塗装工事だけして漆喰工事を行わない現場を多く見かけますが、気づかない塗装店が多いのも事実です

漆喰工事も大野塗装にお任せください

パナホーム換気塔は塗らないことも重要です

投稿日:2023.03.11 | コメントをどうぞ

岐阜県揖斐郡池田町でパナホームの換気塔の改修工事を行いました外壁や屋根は数年前に塗り替えたということで今回は換気塔のみです

元々、換気等のサイディングが劣化していたであろうと思いますが、シーリングで無理くり仕上げたのでしょうボロボロに剥がれ落ちています

施主様は地面に落ちてきた外壁で気づかれ、大野塗装に連絡してくださいました

塗装では補修できない場合もあるのに塗ってしまうとこうなります、コーナーのシーリングから劣化が再発していますね

スレート瓦の塗装も縁切り不足で水分が抜けきらず割れが多数見受けられ、その補修も行なっています

ガルバリウム鋼板で補修です、換気用の金網とテレビアンテナも一度外して施工してあります

塗装で補修できるもの、できないものの見極めが重要なのですが、見積もりの段階で見過ごしてしまうと、職人はそのまま塗ってしまう良い例(本当は良くないのですが)です。

パナホームの外壁、屋根塗装は実績多数の大野塗装にお任せください

積水ハウスの外壁塗装を岐阜の職人が解説

投稿日:2023.02.19 | コメントをどうぞ

セキスイハウスの外壁塗り替えをされる人はだいたい、15年から20年前に新築された人が多いでしょう

外壁で多いのがダインコンクリート(厚みがあるALCのような外壁)とサイディングがほとんどですがタイル外壁もあります

サイディングのつなぎ目、目地はセキスイ専用の「ガスケット」というゴムと樹脂でできた物を挿入してあります、サイディング自体の伸縮と建物の動きとガスケットの劣化によっては交換、または取り外してシーリングを施工することがあります

ガスケットは可塑剤が入っていますから専用のプライマーを塗ります、塗らないと塗料の硬化不良をおこします

ガスケット

浮いています

サイディングの厚みにもよりますが、シーリングの厚みは最低10ミリが基本ですが15ミリあるとなお良いです

全ての目地にガスケットが使われていなくて、1階と2階のつなぎ目はシーリングがされていますのでこの部分はシーリングの打ち替えが必要です

目地の保護で樹脂製の幕板を取り付けてある時期もあります

金属の幕板もあります

古い建物だと換気カバーが劣化しているので交換するのが良いです

バルコニーの水切り上は大手ハウスメーカーは水を切るという感覚はなく、シーリングを伝って流すという考え(構造上によるもの)ですから、この部分のシーリングが切れていると天井に雨が入ることがありますので、この部分もシーリングの打ち替えが必要です

外壁はビスで固定してビス頭が見えないようにパテで埋めて塗装してあります。建物の動きでひび割れができることも多いので補修が必要になります

ダインコンクリートは塗膜が膨れていることが多いです、紫外線の強く当たる南、東、西がほとんどで、北面は膨れを見たことはありません

凸凹が大きいダインコンクリートは環境が許せば吹きつけで塗り替えするのが良いです、塗料は水性の弾性ではない透湿性の高い塗料がおすすめです、微弾性フィーラーも塗らない方がよいです

外壁目地はシーリングですので打ち替えが必要です、古いシーリングは意外と綺麗に切れます

スリムダクトを取り付けたビスからのひび割れがあります。補修大事です、微弾性フィーラーで埋めるだけではダメです

屋根はスレート瓦と陶器瓦が多く、スレートは普通に塗り替えればよいし、状態が悪ければガルバリウム鋼板などでカバーや葺替えします

陶器瓦は塗装は必要ないのですが、登り棟は金属板が使われているため、塗装が必要です、またビスて固定してあるので緩んでいればビス締めが必要です

モニエル瓦が使われていた時代もあります、塗装で大丈夫です

また天窓を採用してあるときもあるため、ガラス周りのシーリングの打ち替えと天窓下のエプロンの防水も必要です

棟に換気があるのですが、この棟換気がずれていることが非常に多いです、元に戻して、ずれ防止のシーリングと塗装が必要です、棟換気はアルミです

笠木は時代によりサイディングとアルミ焼き付け塗装品が多く、サイディングは塗膜が剥がれ、サイディング自体に穴ができたりするため、できればガルバリウム鋼板でカバーしたいです

カバー後

アルミの笠木はつなぎ目のシーリングが必要です

アルミ焼き付け塗装品の塗料が悪いか、仕上げが悪い製品も多く、新築から早めに退色したとお聞きしました。塗装は可能です

バルコニーの床は塩ビシート防水で、箱樋は樹脂製だったりします、防水の上に樹脂床やコンクリート床を引いてあると紫外線から守られ状態のよい場合があります。

立ち上がりは接着剤が弱って浮いているときがありますが、雨は入りにくいようになっています、立ち上がり上にアルミなどのアングルをビスで取り付け溝にシーリングしてあるので、シーリングを切り取るとビスがでてきますからビスを外してからアングルを取ると立ち上がりの塩ビシートが取り外せます

床面は塩ビシート防水機械固定で施工すると、古い塩ビシートを剥がさずにできるので雨が降っても安心ですし接着ではないので動きに対してもあんせんできる防水です

出窓は上周りのシーリングが劣化しています、打ち替えが必要です

庇や、シャッターボックスは「塩化ビニール鋼板」という鉄板に塩化ビニールをかぶせたものが使われています。劣化しやすい部分は塩ビが剥がれて鉄が露出していれば錆びていますから、錆止めが必要です、また塩ビ部分は専用の下塗り材を塗らないと硬化不良をおこしますから注意しましょう

最後にセキスイの竪樋は廃盤で手に入りにくくなっていますが大野塗装は在庫がありますので割れて困っておられたお客様の樋を交換しました

このタイプの竪樋もあります。塗装可能です

積水ハウスの外壁塗装、屋根塗装、防水は経験が大切で、特に防水は構造が分かっていないと良い工事ができません

 

ガードパイプ塗装

投稿日:2023.02.04 | コメントをどうぞ

以前にご自宅の外壁塗装をさせていただいたお客様から、車でガードパイプを傷つけたので見積りしてほしいという依頼をいただきました

角の丸いパイプ2本を車のサイドで引っ掛けたようでした

塗装前

警察に行ったら、岐阜土木事務所に相談するように言われ、業者から見積りをもらい金額の高さに驚いたみたいです

半額くらいでできるので、うちで塗装させていただきました

土木事務所の担当者さんと連絡を取り合い、無事塗装完了です

塗装後

 

パナホーム換気塔板金工事

投稿日:2022.11.10 | コメントをどうぞ

パナホーム、現在はパナソニックホームズになっている屋根にある換気のための構造物です

以前にも書きましたが、サイディングのコーナー部材を使わず、平板を突きつけで貼って、厚みが確保できないシーリング処理になっているためシーリングが早期に劣化してサイディング端の未塗装部分から水を吸い込んでいます

シーリングを打ち直して塗装しても、また劣化してしまいますので塗装工事ではなく板金で覆うのが良い施工になります

ガルバリウム鋼板で施工しました

予算がないなら、コーナーの金属板を取り付けて塗装でもよいです

下から見えないからと塗装してしまうとすぐに劣化してしまいます

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